2019年度 コンピュータビジョン特論 課題ページ

課題の提出期間: 2019年 5月28日(火)〜6月4日(火)
クリエーションコア4階インタラクション研究室に提出
(10:00〜16:00 秘書に手渡しのこと)


更新情報


講義内で紹介した資料


課題内容


課題1

入力を距離画像とし,計算モルキュールベースの平滑化と最大・最小主曲率(\(\kappa_1,\kappa_2\))の計算を実装せよ.
※2つ以上の距離画像に対して主曲率を計算し,結果を出力すること.

(1) 計算式を用いてアルゴリズムを記述せよ.

(2) 最大・最小主曲率(\(\kappa_1,\kappa_2\))の符号の組み合わせにより,曲面の各点における局所形状を分類し,その結果をカラー表示せよ.

(3) 曲面の各点における局所形状の凹凸の大きさを,最大・最小主曲率(\(\kappa_1,\kappa_2\))の大きさ( \(\sqrt{\kappa_1^2+\kappa_2^2}\) )に応じてグラディエーションをつけてカラー表示せよ.

(4) 最大・最小主曲率(\(\kappa_1,\kappa_2\))空間における凹凸分布のヒストグラムを表示せよ.


画像入出力プログラムは, ここから サンプルプログラムをダウンロードし,参考にして下さい.

入力画像

入力画像(pgm形式)として, グラスの距離画像(pgm), 懸装品の距離画像 A, B, C, D(pgm) から最低2つを使い,カラー画像で出力すること.

※以下の画像はpng形式なので,上記リンクからpgm形式の画像をダウンロードして下さい.


グラスの距離画像(※png形式)

懸装品の距離画像 A, B, C, D (※png形式)

参考:懸装品のカラー画像 (※png形式)

結果画像(例)

例として,次の距離画像(図1)を入力としたとき,曲面の各点における局所形状を凹凸分類してカラー表示した結果は図2のようになる.
また,局所形状の凹凸のグラディエーション,主曲率空間における凹凸分布は図3のようになる.


図1.距離画像

図2.局所形状の凹凸分類


図3.局所形状の凹凸グラディエーションと
主曲率空間における凹凸分布

課題2

入力を距離画像とし, 法線の計算を実装せよ.その結果を,正320面体として実装した単位球にマップし, 拡張ガウス表現を生成し,表示せよ.

参考資料・参考サイト